葛飾区の人口の将来的な推移と問題視される事とは?

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葛飾区の公式サイトによると、平成29年12月1日現在の人口は総計460,526人です。直近データで見ると、葛飾区の人口は年々増加傾向にあるようにも見えますが、将来的にはどのような推移をたどるのでしょう。

現在の葛飾区の人口動向は?

現在公表されている平成27年度統計データから、葛飾区の人口、経済、社会についてどのような状況かを把握してみましょう。
葛飾区民の事項の動向を見る場合、まず1日の動きとして次のようなデータが公表されています。
・出生10.3人
・死亡11.9人
・転入65.6人
・転出58.6人
出生人数より死亡人数が多いですが、転出する人よりも転入する人が多く、近年の人口は増えていると言えるでしょう。

将来的な葛飾区の人口推移は?

では今後の人口推移について、国立社会保障・人口問題研究所が公表している2020~2040年までの5年ごとの葛飾区人口将来推計は次の通りです。
・2020年423,440人
・2025年408,976人
・2030年392,719人
・2035年375,487人
・2040年357,542人
これまで増加していた人口は、2020年に減少することが見込まれ、年を追うごとに減少幅も拡大することが予測されています。20年間で約6.6万人減少すれば、その差は15%以上です。

生産年齢人口は減少、老年人口は増加

さらに生産年齢人口についても2010年から2040年までの30年間で10%減少することが予想されています。
それに対する老年人口は2010年から約10%増すと考えられています。このような傾向は2040年までで、2060年までは好ましくない状況が続くことなく維持されると予想されているようです。

・葛飾区の取り組みは?
今後葛飾区は将来的な人口推移から見た場合、人口問題に直面することになるでしょう。しかし葛飾区でもこのような状況を受け、街づくりや子育て支援、産業活性化、地方都市との連携など、様々な取り組みに乗り出すよう検討していますので、今後数値には改善の動きが出てくる可能性も考えられます。

人口減少で空き家も増える?現状は?

人口動向と同時に気になるのが葛飾区の空き家状況です。人が少なくなるということは、その分家が余ることが予想されます。親が亡くなっても実家に住む人がいなくなれば、その場所は当然空き家化してしまうわけですので、空き家率の推移についても確認しておきましょう。
5年ごとに実施されている最新の住宅土地統計調査(平成25年)によると、葛飾区の空き家率は11.1%でした。
平成10年は12.1%、平成15年12.4%、平成20年11.8%、そして平成25年は11.1%なので、緩やかではありますが空き家率は低下している状況です。空き家数も全国的には増加傾向ですが、ほとんど横ばいに近い動向のようです。

・葛飾区で実施されている空き家対策
葛飾区の空き家対策は、相談業務や管理維持がメインのため、利活用や助成などの制度は設けられていないようです。平成29年10月現在で492棟の対応受付があり、そのうち293棟は対応済、199棟対応中でした。

今は空き家が増えていなくても・・・

葛飾区の人口は今後減少することが見込まれており、今は空き家数も横ばいの状況ですが今後は増える可能性も考えられます。
将来的に相続する予定のある家や、既に所有している家が空き家化している場合には、何らかの対処や対応が必要になると言えるでしょう。

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