葛飾区内の農業高校

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東京都内の農業高校は実際に数えるとしても都内で8か所あり、郊外と23区内に擁しています。葛飾の場合は区北部に農業のための畑が比較的多く、中南部は数える程しかありませんが、そこで農業を継承する方を中心に通っています。
今回は、葛飾区内の農業高校についてお話しします。

農業高校は葛飾にもある

東京都内の農業をメインに学ぶ高校は西側の府中や世田谷、そして杉並にそれぞれ存在しますが距離的にも遠いため、東側にも農業系の高校が1校存在しています。それが葛飾に存在する東京都立農産高等学校です。

区内中部の亀有地区に位置し、上千葉砂原公園の周囲に学校と農場が位置しています。学校の歴史をたどるならば1948年に亀有に設立してから、東京都東部における農業従事を志願する方を中心に通学しています。

花と緑に囲まれながらも、食品と緑と農業のそれぞれを想像することを目的に設立した、農業高校として東京の東側における唯一の学びの場として設立しながらも技術や知識を活かしながらあらゆる現場へと人材を送り続けています。

地元で農業に従事される方ならば葛飾元気野菜の生産に対するノウハウや技術の革新などが、この学校で学んだことが底力として墨東地区の農業を支えています。

学科などについて

ここではこの学校の学科について紹介していきましょう。全日制が2科目、定時制は1科目とそれぞれ設定されており、全日制は園芸デザイン科と食品科が存在します。

前者は果樹や野菜の栽培技術のほか、バイオテクノロジー技術を研究しフラワーアレンジメントについての基礎的な項目や、造園に対する技術や知識を学びながら実験や実習などを行っています。

後者は農産科のみとなっており、共通する教科の履修のほか園芸や食品などといった前者で学ぶ項目についても学習できるのが特徴です。

それ以外にも部活動や委員会があり生徒を中心に積極的に活動しているのが特徴で、学習とリンクしながら園芸や食品、微生物や造園のほか家畜などといった項目以外にも音楽や演劇、茶道などといった文科系の部活動も盛んにおこなわれています。

農場はどこにあるのか

気になるのは農場の場所ですが、校舎の道を挟んで向かい側に確保されています。周辺が公園と住宅地に囲まれながらも農業の学習ができる環境があるのはありがたく、校舎からすぐ行ける距離なのは学生たちから評判がよく、広い敷地を活かしながら農産物や果樹育成のほか、教室では食品関係の学科を主に学ぶほかバイオテクノロジー関係の実験や学習が行われています。

進路状況

この学校を卒業した後の進路状況についてお話ししましょう。進学をする場合、専門学校では調理や栄養、農業や動物を専攻する学科が多い割合を占めています。

それ以外の場合は総合的では約60%と高い確率で進学しています。大学の場合は四年制大学が約17%、短期大学は約11%の割合となっており、これらを合わせても約28%となっています。

就職先は、農業や造園など学校の授業で学んだことを活かしながら実際の現場に出て活躍する傾向が強く、農家として親の仕事を引き継ぐ場合は野菜などの生産(葛飾元気野菜のような江戸野菜)に力を注いでいます。それ以外には営業や販売などといった人と接する仕事を志す方もいるほどです。

アクセスするには

本学校についての所在地と交通アクセスなどについて紹介しておきます。

・住所:〒124-0002 東京都葛飾区西亀有1丁目28番地1号
・お問合せ先:03-3602-2865(FAX:03-3602-8330)
・交通アクセス
JR常磐線亀有から徒歩15分
京成電鉄京成本線(上野線)お花茶屋から徒歩20分
・備考:農場あり、自転車通学可能(駐輪スペース有)

まとめ

東京都の東部唯一の農業系高等学校である東京都立農産高等学校について紹介しましたが、園芸デザイン科と食品科が全日制、農産科が定時制とそれぞれ分かれています。共通して言えるのは農業を学ぶために必要な環境が整い、卒業後の進路は進学が専門学校、就職が現場での仕事にそれぞれ進む方が多く、学習したことを礎にさらなる進路へとステップアップしていくでしょう。

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