葛飾区で銘菓と呼ばれる飴を販売している有名なお店とは?

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葛飾区では銘菓とよばれている「飴」を提供しているお菓子屋さんがあります。創業は明治元年深川で、そこから昭和9年から柴又で営業を開始し、夏場以外の日曜祭日での店頭実演「飴切り音戸」は環境省推奨「日本の音、風景100選」に指定されるなど、地元の活性化にも貢献しているお菓子屋さん「松屋の飴総本店」です。

松屋の飴総本店が柴又でお店をはじめたきっかけとは?

昭和9年から柴又に店を移すのを決めたのは、当初3代目ご主人だったお爺様が、縁日庚申で賑わう柴又帝釈天の話を耳にしたことから始まります。前日の宵庚申の日に帝釈天に足を運んだところ、参拝客の多さに圧倒されたことで柴又に店を移すことを決めたとのことです。

縁日庚申とは?

縁日庚申とは、200年程前に本堂を修理する時、所在不明の板本尊が発見されたそうですが、丁度60日に1度の庚申の日だったそうです。それ以来、帝釈天には疫病や飢餓から人々が救われたという話がのぼるようになったといわれています。

軽快なリズムの「飴切り音頭」で有名

4代目のご主人であるお父様は先代から飴切り音頭を継承し、「寄ってけ!買ってけ!」というリズムにのって包丁を巧みに使う実演を行い、「日本の音、風景100選」に選ばれたという流れです。

そして現在は、お爺様、お父様の意思を引き継ぎ、5代目のご主人が148年という長い歴史を守り続けているようです。又帝釈天参道では唯一の飴専科のお菓子屋さんとして、多くの方が足を運ぶお店となっています。

おすすめの飴はどれ?

このように長い歴史のあるお菓子屋さんであり、環境省からも推奨を受けたことで地元でも有名なお菓子屋さんとなりました。銘菓として扱われているお菓子を製造・販売していますが、おすすめは柔らかな自家製餡の入った「あんこ飴」、3種類の薬草が入ったセキトメ飴、与那国の黒糖から作られた黒蜜ときなこを練り合わせた「キナコ飴」です。

とくに「あんこ飴」は、飴状のあんこをさらし飴で包んでできた素朴な一品で、3代に続く伝統の味です。

さらし飴にも水飴・麦芽水飴・米水飴を混ぜ、しっかり練り上げて香ばしさを出す手間をかけており、伸ばされた飴を切る時に発する音は、帝釈天を訪れる方にはすっかり慣れ親しんだ音として知られています。

銘菓と呼ばれるおいしい飴を、一度味わってみてはいかがでしょう。

所在:東京都葛飾区柴又7-6-17
電話番号:03-3657-1739
アクセス:京成柴又駅から徒歩3分
営業時間:8:30~17:00
定休日:不定休

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